これまでの「
租税公平の遵守
(分離のパラダイム)」
という理念・目的から、
それらを否定することなく包含し、
「経営を守る(統合のパラダイム)」へと
止揚することをもって、日本を支える経営の現場に、
共に生かされる新たなる業務
を創造し、
日本国とそして世界経営に貢献する。
止揚…「廃棄」「高めること」「保存すること」の意(ヘーゲルの用語) 弁証法的発展では、事象は低い段階の否定を通じて高い段階へ進むが、高い段階のうちに低い段階の実質が保存されること。矛盾する諸契機の統合的発展。揚棄(ようき)
今、北半球の産業界全体を直撃する激動の嵐が、情け容赦も無く企業に襲いかかり、あらゆる企業が存亡の危機感を抱かざるを得ない窮地に追いつめられているという、文字通り数世紀に1度の大変革期に相当しています。 世界規模のこの大競争は、日本の国の存亡をも左右する問題であり、その戦闘の現場で戦っているのがまさに私達のお客様である企業経営者であります。日本の経済を根底で支えている経営の現場が、今まさに変わろうとしています。これまでの経営のパラダイムと全く異なる価値観での経営を余儀なくされています。しかしながら、我々の今日あるを支えてくれたお客様が苦しんでいる経営の現場の変化に我々会計業界が対応して、大切なお客様を守れないようでは社会から淘汰される事も必至です。しかし、残念ながら会計人が『先生』と呼ばれる事による見栄や体裁といった過去の成功体験を捨て切れず、「知らない」「解らない」と素直に言えないのが現実です。
だから、敢えて新しい仕事に踏み込もうとはしない。従って失敗もしない。その代わりに新たな業務の蓄積ができない。だから、頼られない。結果、尊敬されない。という悪循環に自ら陥っている事に気付いていないのです。21世紀は一会計事務所だけでは生き残れません。一人の智恵と力だけでは改革もできません。自事務所の利益だけを考えるのではなく、業界全体やお客様、延いては日本の事を考える、高い価値観を持った会計人による智恵が統合され、自ら研究し作り出した真に価値あるモノを、損得無しに惜しげも無く公開できる共同体が、生まれる必要があるのです。環境の変化に自ら変化して対応できるもののみが生き残る、それが大自然の摂理なのです。我々この会計業界もその変化への対応が迫られている時なのです。
今、何よりすべての産業人に求められているもの、それは変化に対する対応の為の方策であります。しかも、その対策は頭で知っているだけでは不充分、思考上の理解に加えて行動上の対策を含み、結果として成果の内容において、これまでと全く異なる果実をもたらさなくてはいけない難解な答えが急務に求められています。この問題の解決に向けて自らリスクを背負い社会に貢献する事を本共同体の目的とします。