企業の変革 専門家のノウハウを使って、経理の仕組みを構築したい
人の問題 経理専門の担当者を雇う規模でもなく、社長自らが片手間で経理をしている状態。経理に詳しい人材がいないので、外部の専門家を活用してルール作りをしていきたい。
財務上の問題 月次の売上がわからない。キャッシュフローが読めないので資金繰りがいきあたりばったりになっている。
業種 サービス業
規模 従業員数 5名
 
 
税務顧問契約
シェアリング科 月額/**,***円  年額/***,***円
 
 
今までは経理を社長自らが行っていましたが、一人で行うと、期限に遅れても非難を受けないなど、牽制機能が働かないため、経理がうまく機能せず、会社の財務状態がよく見えない状況でした。社長のほうで、「毎月きっちり売上請求をするためには他人に入ってもらい、期限を切ってもらう方がいいのではないか」、「従業員の経費精算も他人が入ることできっちり提出させやすくなるのでないだろうか」と考え、知人に相談したところ、「知り合いの事務所を紹介するので、相談してみてはどうか」と言われ、ご相談に来られました。早速ヒアリングにお伺いし経理改善の提案をさせてもらうことに決まりました。
 
 
毎月請求書をきっちりと出していきたいので誰かに監督してもらい催促してほしい

現場ごとの採算をみたい

利益は出ているのにお金がないのがなぜか、よく分からないので、分かるように教えてほしい

全体的な経営状態をチェックしてほしい
 
 
お客様/
エクセルによる経理台帳入力から貸借対照表と損益計算書の作成
ルール決めされた経費精算の実施
原価台帳の作成と入力、仕入れ元帳の作成

当方/
経理台帳作成にあたって青色要件を満たすため税務面からのアドバイスと貸借対照表と損益計算書の連動のしくみや減価償却、源泉所得税等経理について説明。
原価台帳と仕入れ元帳のイメージ作成と領収書と請求書の保存方法指導と実践。
仕入れ元帳の入力と経費精算についての指導。

 
 
経理データの加工についての話し合いをすすめていきました。今まで損益計算書しかお客様の指標はなかったところ、キャッシュフローを考えた場合は必ず貸借対照表が必要となってくるので、そのご説明をした上でエクセルでできるように考えていきました。お客様の方がエクセルには詳しく、当方が経理の概念の知識をもっていることから連動性についてチェックしていったり、2つの表の差額が0になるように共同で作成していきました。ついに先日14年度分の経理台帳がうまくいき、差額が0となったときにはお客様と手をたたいて喜び合いました。
 
 
経理のルールを定着させるために、社長から従業員の方に「15年度は経理強化の年とする。」と宣言していただき、経費精算のルールの遵守化となるようにしていただきました。なかなかエクセルによる経理入力は完全なものができなかったので、お客様にとってしんどい思いをされたはずですが、ご質問の電話をいただいたときに「今 経理にはまってますねん。仕事にいかれへんぐらい」とやる気をみせていただきうれしく思いました。
 
 
会計事務所では、経理のソフトというと必ず市販のものをすすめることになりますが、(当方でも初めはそうでした)今回はお客様の希望からエクセルで作成することになりました。どちらか一方だけが作成してしまうのではなく、経理の知識、あるべき姿や貸借対照表と損益計算書の連動性等については私が説明し、できたエクセルの表のチェックをさせていただきました。お客様はエクセルに強いので、実際の入力と計算式の作成をしていただきました。既存のお客様ではなく新規のお客様なので繋がりはなかったのですが、1つのものを共同して作ることができ連帯感が生まれた気がします。試算表をつくるなら市販のソフトでなければ大変手間だという当たり前の発想だけではいけないとつくづく思いました。
 
 
資金繰り作成のためのデータの加工方法の検討
原価台帳と仕入れ元帳の完全連動化のための検討
代行業務の内容の明文化
(仕入れ元帳の入力と領収書、請求書のファイルと入力もれのチェックと決まっていますが、それでよいのかという検討も兼ねて)
 
 
改善提案書、見積書、改善計画書とフロー図